バッグや帽子などの小物をいくつか編んでいると、

「次はウェアも編んでみたい」
「そろそろ着るものにも挑戦できるかも?」

と思うことはありませんか?

最近の編みものブームをきっかけにかぎ針を持ち始め、小物をひとつ、ふたつと完成させた方にも、次のステップとしてぜひ楽しんでいただきたいのが、かぎ針編みのウェアです。

今回は、まだ暑さの残る今から気軽に始めやすいHUG COTTONの2作品と、秋冬に向けてじっくり編みたいみんなのセーターマルチの2作品をご紹介します。

デザインはすべて、松本恵衣子さん。

まずは小さなウェアから。
そして、もう少し編みごたえのある一着へ。

今の自分にちょうどいい作品を見つけてみてください。

今すぐ楽しむ HUG COTTON

まだ暑い季節から編み始めるなら、まずおすすめしたいのが「HUG COTTON」。

糸割れしにくく、やわらかな風合いで編みやすいコットン糸です。

今回の2作品は、かぎ針編みのウェアが初めての方にも挑戦していただきやすいよう、できるだけ簡単な編み方でデザインしてくださいました。

ウェアというと少し身構えてしまう方にも、まずはここから楽しんでいただきたい2作品です。

Design:松本恵衣子

ハグコットン レースカラー風ミニショール

大きめのスカラップが印象的な、レースカラーのように楽しめるミニショール。

肩まわりにふわっと掛けるだけで、いつものコーディネートにレースカラーのようなアクセントを添えてくれます。

一見すると少し複雑そうなデザインですが、初心者さんにも編みやすいよう、できるだけシンプルな編み方で構成されているのもポイント。

大きなスカラップが少しずつ形になっていく過程も楽しみながら編んでみてください。

ウェアを一着編むのはまだ少し不安、という方の最初の一歩にもおすすめです。

ハグコットン フリルビスチェ

小物の次に「ウェアらしいものを編んでみたい」という方に、特におすすめしたいのがこちら。

フリルがデザインのポイントになった、かぎ針編みのビスチェです。

こちらも初心者さんが挑戦しやすい、簡単な編み方を中心に構成されています。

編む分量は比較的少なめですが、完成するとしっかりウェアらしさを楽しめるのがビスチェのいいところ。

Tシャツに重ねればまだ暑い季節から、秋になったらシャツや長袖のトップスに合わせても楽しめます。

フリルのかわいらしさと、手編みならではのやわらかな表情を楽しんでください。

秋冬に向けて、みんなのセーターマルチ

もう少し本格的なウェアを編んでみたい方には、「みんなのセーターマルチ」を使った2作品を。

「みんなのセーターマルチ」は、基本的に1玉でウェアが1着編めるようにつくられた糸です。

ひと玉の中で色が少しずつ移り変わり、編み進めることで自然なグラデーションが現れます。

商品ラベルでご紹介している基本の「みんなのセーター」は、棒針で編む丸ヨークプルオーバー。

でも、

「棒針編みはちょっと苦手」
「かぎ針編みなら編める」
「かぎ針でマルチのウェアを編んでみたい」

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、松本恵衣子さんにかぎ針編みだからこそ楽しめる2つのウェアをデザインしていただきました。

HUG COTTONの2作品よりも少し難易度は高め。

その分、かぎ針編みならではの模様や編み地、そして「みんなのセーターマルチ」のグラデーションをたっぷり楽しめる作品です。

Design:松本恵衣子

みんなのセーターマルチ 透かし編みベスト

まずは、中央に連なる印象的な三角形の模様が目を引く透かし編みベスト。

「これ、どんなふうに編んでいるんだろう?」

と思わず編み地を眺めたくなるような、松本恵衣子さんらしいデザインです。

この作品では、「みんなのセーターマルチ」のグラデーションが現れる部分を身頃に大きく使い、袖まわり・衿ぐり・裾には単色部分を配置。

糸そのものの色の変化を活かしながら、デザインにメリハリを持たせています。

棒針で編む「みんなのセーター」とはひと味違う、かぎ針編みならではの編み地とグラデーションの組み合わせをぜひ楽しんでください。

みんなのセーターマルチ 丸ヨークプル

こちらは、丸ヨークに広がるかぎ針編みの模様が印象的なプルオーバー。

ヨークを中心に広がっていく模様と、マルチの色の移り変わりが重なり、存在感のある一着に仕上がりました。

ふんわりとした袖のシルエットも、松本恵衣子さんらしいデザインのポイントです。

少し編みごたえのある作品ですが、だからこそ楽しめるのが、かぎ針編みならではの編み地や模様の美しさ。

棒針で編むシンプルな「みんなのセーター」とはまた違った、かぎ針編みならではの一着を楽しんでいただきたい作品です。

秋冬に向けて、じっくり挑戦してみてください。

小物の次は、着るものを編んでみませんか?

レースカラー風ミニショール、フリルビスチェ、透かし編みベスト、丸ヨークプル。

ひとことで「かぎ針編みのウェア」といっても、気軽に挑戦できる小さなものから、じっくり編みたい一着までさまざまです。

小物をいくつか編んで、かぎ針編みに少し慣れてきたら。

次はぜひ、自分で編んだものを身につける楽しさも味わってみてください。

まだ暑さの残る今はHUG COTTONから。
秋冬を楽しみに、みんなのセーターマルチを少しずつ編み始めるのも。

今年は、かぎ針編みでウェアに挑戦してみませんか?

榊原さん

【榊原】
企画全般を担当。編み物に関しては、前職のメーカー勤務時代から数えると15年以上に。最近は社会人になって読まなくなってしまった読書欲が再燃しています。