2024-08-16

【HIRVIだより②】プリント生地で作るルームウェア

itohenlab.では編み物に関する商品やコンテンツを中心に発信をしていましたが、縫い物に関することもお届けしたい！ということで立ち上げた「HIRVI」というブランド。

刺繍生地、ケミカルレース(近々発売予定)、ワッペン、刺し子などの商品をラインナップしています。

ブランドコンセプト

「HIRVI」というのはフィンランド語で森の王様「ヘラジカ」の意味。フィンランドの深く静かな森にはさまざまな動物や植物が息づいています。そんな生き物が暮らしている様子を小さなストーリーを紡ぎながら描いたテキスタイル。いつもの手づくりに、北欧の森の物語を添えてお届けします。

こんなコンセプトで2024年の春にデビューしました。

このHIRVIの商品を使って楽しむ手芸をお伝えする「HIRVIだより」。
バックナンバーはこちら。

これからも連載予定なので楽しみにしていてくださいね。さて、今回ご紹介するのはHIRVIのプリント生地とSEWING PATTERNを使ったルームウェアです。

HIRVIのプリント生地は北欧の森がテーマになっています。よく見ると草木の間からひょっこり顔を出す愛らしい動物たちがたくさん！柄は全部で３つ。

北欧の深い森とそこに住む小動物達を描いています。クマやムースなどの大きな動物は悠々と暮らしていますが、小さな動物達は森の植物に隠れてひっそりと仲良く暮らしています。そんなイメージをテキスタイルにしたプリント生地です。

北欧の森は、そこに住む動物達と大きな木やその木の実、花や葉の植物たちがそれぞれの弱さを助け合うように仲良く暮らしているシーンを表現したプリント生地です。

北欧は地理的に暖かい季節が短く、野原が花で覆われるような季節はとても短く、どこにでも見られる風景ではありません。北欧の人々はそういう短い季節をとても大切に想い、楽しみにしています。そんな思いを表現したプリント生地です。

これらは全て薄手のシーチングなので暑い季節のリラックスパンツにもぴったりの素材です。

使った型紙はこちらのSEWING PATTERN。

「ゆったり履けるテーパードパンツ」という商品名の通り、ゆったりとしたシルエットですが、裾がゆるやかなテーパードになっているので、足さばきがよく、ルームウェアにぴったり。

伸縮性のない布帛で作っても、ストレッチやヨガも楽々できますよ。

「後ろボタンのベーシックプルオーバー」は使う生地によって、「おでかけ感」と「おうち感」のどちらも出せる優れもの。

では、これらの生地と型紙を使って作ったルームウェアをご紹介♪

生地ははりねずみの小径のエクルベージュを使用。こんなかわいらしいピンクとベージュのデザインも、パジャマとしてなら意外と抵抗なく着れちゃいます！

生地はかくれんぼを使用。大人っぽい色味の濃色なので、下着の透けを気にせずに着られるのがうれしいデザイン。このパンツだったら、ちょっとそこまでのお出かけにも使えます。

生地はHIRVIの森アッシュブラウンを使用。ナチュラルな色味なのでとっても着やすいパンツになりました。

ペチパンツとして、ワンピースの裾からチラッと見せても良さそうです。普段は柄ものはあまり着ない…という方にもこのプリント生地で作るパンツは特におすすめです！

私もここ最近は柄ものは全く着ないのですが、今回このルームパンツを作って履いてみると、ふとした瞬間に北欧のかわいい動物たちが目に入って癒されました。

今回のHIRVIだより、いかがだったでしょうか？次回のHIRVIだよりもお楽しみに。