2021-11-05
秋の洋服作りました
秋のお洋服
こんにちは。スタッフのKです。 秋も深まってきましたね。 あっというまに半袖から羽織りが必要な季節になってきました。 今回は秋服を作りました。 「すてきにハンドメイド」の9月号から秋にぴったりのベストとワンピースです。 itohenlab.から販売予定の秋冬のニットの生地を使います。
このベストとても簡単に出来上がります! 今回使った生地はボアのようにふかふかしたニット生地なので、冬にも着られるかなり暖かいベストになりました。 サイドの布が別の生地になっているところがワンポイントかわいいですよね。 今回はブラウンによく合いそうなチェックのニット生地をここに使っています。 落ち着いた色合いのチェック地ですが、こうやってワンポイントに使うとチェックが際立ってかわいくなりますね。
ベスト本体で使った生地はシープパイルニットです。 まるで羊のようなモコモコ感が特徴のニット地です。使用しているウールは紡毛のトップ糸で、リサイクルウールになります。よくあるポリエステルのボアとは違う、ウールならではの軽さとやわらかさがあります。パイル編みという編み地で表はウール、裏はポリエステルとなっていますので、ご自宅で手洗いしていただいても縮みません。リラックス感のあるコーディガンやベストにおすすめ。
厚めの生地はかさばって縫いにくそうなので、見返しを別布の薄いコットン生地にして作っていきました。 見返しは襟元と、袖ぐりとわき部分をぐるりと作っていきます。 今回はわきの部分は付けずに作りました。なのでサイドの折り返しが少なくなって、よりワイドでオーバーサイズなベストになりました。
表に見返しが出ないように
見返しを付けずポイント布と本体を中表で1cm程で縫いつけています。
裾です。この生地は縫いっぱなしでもほつれないのでそのまま。
完成
着てみるとこんな感じになります。 かなりワイドなベストに仕上がりました。 下にオーバーサイズのワンピースやシャツなどを着てもキチキチにならずに着られます。 そしてこのニット生地がとても暖かいので薄手のトップスを着ていても上にこのベストをかぶっちゃえば寒さを感じません。 この下のワンピースはディンブルリファインという生地で、空気を含んだ軽やかな生地なので春秋のワンピースなどにおすすめです。
綿スラブ タンブラー/50cmカット NO.1茶色
丈の長さを短くしてもかわいくなりそうです。
サイドのポイントチェック布
梨地で作ったワンピース
テキストからもう1点ワンピースを作っています。
51ページのロールカラーのワンピース
襟が少し個性的な形をしていますが、ワンピースは基本的な形で袖もないのでこちらもとても作りやすいです。 夏はもちろん、今回のように秋冬の生地を使って縫ったり、下に長袖を重ね着すれば秋冬にも活用できます。
この生地は梨地ブークレーという生地です。 横糸にくるんと輪になっているブークレーの糸を使っているのでふくらみが出て、生地の表面が立体的になります。 とても魅力的なこの生地ですが、現在は仕入検討中なので販売はまだ未定となっています。が、前向きに検討中なので今期または来期に皆様にお届けできる日がくると思われます!こうご期待。 このワンピース、下にカラータイツなんかを合わせてもかわいいなあって思っています。 自作の服と既製の服をうまく組み合わせていけば何通りもコーディネートができますね。 使う生地を変えれば同じ型紙でも夏用、冬用の洋服ができるところがいいですよね。 自分の好きな形を作って定番のアイテムを自分で作るのってとても素敵。 itohenlab.では、アパレルのメーカーも使うような本格的で高品質な生地を取り扱っています。 自作っぽく見えすぎてしまうと結局着る気があまり起こらなかったりすることもありますよね。 ちょっといい生地で本格的な洋服作りをしたい方にもとてもおすすめです。
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