HIRVIだより④編み針ケースキット
itohenlab.では編み物に関する商品やコンテンツを中心に発信をしていましたが、縫い物に関することもお届けしたい!ということで立ち上げた「HIRVI」というブランド。
刺繍生地、ケミカルレース、ワッペン、刺し子などの商品をラインナップしています。
ブランドコンセプト
「HIRVI」というのはフィンランド語で森の王様「ヘラジカ」の意味。フィンランドの深く静かな森にはさまざまな動物や植物が息づいています。そんな生き物が暮らしている様子を小さなストーリーを紡ぎながら描いたテキスタイル。いつもの手づくりに、北欧の森の物語を添えてお届けします。
こんなコンセプトで2024年の春にデビューしました。
HIRVIだより
このHIRVIの商品を使って楽しむ手芸をお伝えする「HIRVIだより」。 これからも連載予定なので楽しみにしていてくださいね。
過去のHIRVIだよりはこちらから↓↓↓
HIRVIだより①ペーパーヤーンで編んだバッグとプリント生地
HIRVIだより②プリント生地で作るルームウェア
HIRVIだより③刺繍生地50㎝でできるクッションカバーとトートバッグ
さて、今回ご紹介するのはHIRVIの刺繍生地を使った編み針ケースキットです。
使用した生地
表面に使用したのはHIRVIの刺繍生地。 適度な分厚さのあるリネンコットンキャンバスに、北欧の自然や動物を刺繍した、美しく高級感のある生地です。
編み針ケースキット
みなさん、編み針はどのように保管されていますか? 継続的に編み物を楽しまれている方や、編み針を準備するときにセットで購入された方は保管方法に頭を悩まされているのではないでしょうか?
私も職業柄、編み針をたくさん持っているほうだと思うのですが、保管方法が定まらずモヤモヤした気持ちを抱えていました。
そんなとき、HARA PRESSの取材でスタッフ鈴木がプライベートで使っている編み針ケースを見る機会がありまして…
「私もこんな素敵なケースで編み針をきれいに保管したいな…」と思ったのが今回のキットを企画したきっかけです。
とりあえず間に合わせた入れ物ではなく、気に入った生地で作った入れ物に道具をしまう。
そんな楽しみをみなさまと共有できたら幸いです。
今回企画したのは3パターンの編み針ケース。 ひとつずつご紹介していきますね。
かぎ針ケース
グリップ付きのかぎ針を2/0号から15mmまで、合計13本収納できるケースです。
他にもハサミやマーカーなどを入れるポケットがあっても良いかな…とも思いましたが、シンプルにかぎ針だけを入れるようにしました。
- 2/0
- 3/0
- 4/0
- 5/0
- 6/0
- 7/0
- 8/0
- 9/0
- 10/0
- 7mm
- 8mm
- 10mm
- 15mm
上記13種類のかぎ針が収納できます。
このように持っているかぎ針すべてに居場所を作ってあげることで、気が付いたら行方不明になっていることも防げるのではないかと期待しています。(今まで何本失くしたか分かりません…)
空いたポケットにはペンを入れるのもおすすめです。
輪針ケース
「なぜ普通の棒針ケースでなく輪針?」と思われた方もいるかもしれませんが、個人的に輪針を激押ししたいので、今回はあえて輪針ケースを企画してみました。
棒針編みはかぎ針編みと違って、長さもいろいろ。 編むアイテムによって長さや本数の違う針を用意しないといけないため、種類が無限に増えていってしまいます。
そうなってくると保管方法もこんな感じになってしまい、見た目にもごちゃごちゃ…。
それが、この輪針セットがあれば一気に解決!! 帽子やハンドウォーマーなどの小さいアイテムからマフラーやセーターまで、何でもまかなえてしまいます。
私もクロバーさんの輪針セットを購入して、自宅に置いておく棒針はこの輪針セットだけにしています。
ただ、このクロバーさんの輪針セットケース、使いやすいんですが、結構かさばるんです…。
そこで手作りの輪針ケースの出番です。
クルクルと巻いてしまうこともできるので、省スペース化にも成功。 見た目にもHIRVIの刺繍生地がかわいくて言うことありません!
マルチケース
最後にマルチケースのご紹介。
「かぎ針ケース」と「輪針ケース」を先にご紹介しましたが、とはいえこんなに編み針をたくさん持っていないよ、という方もいらっしゃると思います。
例えば…持っているのはかぎ針数本に、短い棒針数本程度。 それと合わせて、はさみやメジャー、「なわあみ針」「目数段数マーカー」など、編み物に関する道具を集約してしまいたい!というご要望にお応えするのがこのマルチケースです。
特に入れる道具を指定していない、何でも入れられるポケットを作っているので、マルチに何でも入れられます。
下の画像のように、かぎ針と輪針セットを一緒に収納することも可能です!
このように使い方はいろいろ。 マルチに活躍してくれるケースです。
どなたでも一つはこのケースを持っているときっと重宝すると思います。 プレゼントにも良いですね。
私も今回ご紹介したすべてのケースを作ろうと意気込んでおります。
今回のHIRVIだより、いかがでしたか? 次回のHIRVIだよりもお楽しみに!