HIRVIだより⑧ フリンジレースの付いた春色のかぎ針編みがま口ポーチ
作りながら春気分を先取り♪かぎ針がま口

3月に入り、春らしく暖かな日が続いたかと思ったら冬のような寒い日に逆戻り。気候が定まらない日が続く中、早く春のファッションを楽しみたい気持ちが高まりますね。
ただ、フライングして薄着をすると朝晩寒くて体調を崩してしまうのもこの季節。
そんな時におすすめなのが春色を使った小物を手作りすること!手元にキレイな色のものがあると気分も上がります。

ヒルヴィのケミカルレースをワンポイントにしたペーパーヤーンのがま口ポーチは比較的短時間で出来上がる春にぴったりのアイテム。
糸だけでなく、がま口とレースといった材料も組み合わせて作るので、異素材の材料が並ぶことで気分も上がります。
材料のご紹介
①ケミカルレース

レースは春にぴったりのヒルヴィケミカルレース。「小鳥の森」という商品名の通り小鳥さんのモチーフとお花のモチーフがあしらわれています。
このレースの特徴は上下にフランジがあるところ。両側にフランジがあることで垂らしたときに平面にならず立体的になるのが可愛いんです。

②大玉のくしビーズ口金

がま口はBaad collection(バードコレクション)というシリーズのもの。大きな飾り玉が特徴で手作り作品にぴったりのデザイン。
ちなみに「ビーズがま口」というタイプはがま口に縫い止めるための小さい穴が開いている、手編み専用のがま口です。
飾り玉の色は全部で4色あります。今回は春らしいケミカルレースのオフホワイトに合わせて「象牙」という色にしてみました。
③ペーパーヤーン

糸は春夏素材として人気のペーパーヤーン。裏地なしでしっかりとした編み地になるのでこのようなポーチにはぴったりの糸です。
ベーシックなベージュ系やモノトーン系も良いのですが、今回は春を感じたいので「ライム」という薄い黄緑色のようなカラーを選んでみました。
ちょうど1玉で編めるサイズに設計しましたので、手が緩すぎると糸が不足してしまうかもしれません。そんなときは全体の段数を1段減らしたりして調節してくださいね。
編み図無料公開
PDFデータは以下のボタンよりダウンロードしていただけます。

動画もご用意しました
口金の付け方を不安に思う方もいらっしゃるかなと思い、動画もご用意しました。縫っているところの動画が少し小さくなってしまったのですが、初めて口金を手編みの編み地に縫い付ける方は参考になると思います!
ポイントは編み地の色と縫い糸の色をなるべく合わせることです。小さなことですが色を合わせることで完成度が全然違ってきます。
今回はペーパーヤーンのライムに合わせてハグコットンの黄緑を合わせました。

縫い糸がないときは手編み糸の撚りを戻して使うという裏技もあります(割り糸)。その際はウールやアクリルではなく、なるべく撚りがきつめにかかった綿やポリエステルの糸がおすすめです。そんなにたくさんの量は必要ないので100均の糸でも良いですね。

レースのがま口の材料が期間限定でポイントアップ中
上記3つの商品が3/28(金)までの期間限定でポイント15倍。色違いで作ってプレゼントにもおすすめです。この機会にぜひお手に取ってみてくださいね。

過去のHIRVIだよりはこちら。
HIRVIだより①ペーパーヤーンで編んだバッグとプリント生地
HIRVIだより②プリント生地で作るルームウェア
HIRVIだより③刺繍生地50cmでできるクッションカバーとトートバッグ
HIRVIだより④編み針ケースキット
HIRVIだより⑤巾着バッグ
HIRVIだより⑥ケミカルレース
HIRVIだより⑦刺繍生地に新色追加

【榊原】
企画全般を担当。編み物に関しては、前職のメーカー勤務時代から数えると15年以上に。読書と映画鑑賞が趣味だったのが、出産後は外遊び好きに転向。大きな木のある公園探しがライフワーク。